パーソナルトレーニングで姿勢を改善し、猫背を矯正することができます。
現代人はパソコンやスマホなど、仕事・私生活で長時間画面を見たり、首を下に向ける時間が長くなっていますので、猫背になりやすい環境と言えます。
今回は猫背について紹介した後、どんな流れで猫背を矯正するのかをお伝えします。
そもそも猫背とは何か?
猫背とは、文字通り猫のように背中が丸まってしまった姿勢のことを言います。
元々、私たち人間の背骨はアルファベットの「S」の形状をしており、頭から首下までを頸椎(けいつい)、首下から胸と腰の中間までを胸椎(きょうつい)、腰回りを腰椎(ようつい)と言った具合に3分割されます。
このうち猫背は真ん中の「胸椎」が丸まった場合を指します。スマホをずーっと眺めていたり、仕事で長時間パソコンと向き合ったりすると猫背になります。
また、目が悪い人も猫背になりやすい傾向があります。これは視力の関係で頭が前に出ると、必ず背中も丸まってしまうためです。
一度癖になった姿勢の悪さはなかなか直らないので、パーソナルトレーナーの力を借りて矯正していく必要が出てきます。
パーソナルトレーニングで姿勢を改善する
まずは根本的に姿勢の改善から始まりますが、先述したように目が悪いといったん姿勢を直してもすぐに戻ってしまいます。意外かもしれませんが、トレーニングより先に視力検査やヒアリングを行うジムもあります。
続いていよいよ姿勢チェックです。そもそも座り方が間違っていないか、骨盤はゆがんでいないか、身体にねじれは起きていないかを調べます。
姿勢が崩れてしまう原因として、筋肉が凝りすぎて硬い場合や、そもそも筋肉がついてなくて弱い場合があります。
そういった姿勢に対する弱点を判断したのち、その個所をトレーニングで改善していくという流れでメニューをこなしていきます。対応する筋肉が付いてくることで姿勢も改善されますので、長期的にトレーニングを継続しましょう。
パーソナルトレーニングで猫背を矯正する
パーソナルトレーニングで猫背を矯正するためには、背中にある僧帽筋、肩甲骨周りの筋肉、お尻に近い大臀筋といった部位を主に鍛える必要があります。
鍛え方としては、スクワットや腕立て伏せといった自重トレーニングが行われます。もちろんトレーナーや個人の状況に合わせてメニューは変わるので、この点については要相談の上トレーナーの指示に従って進めてください。
猫背を矯正するときの注意点
オーバーワークはケガや故障の原因となりますが、パーソナルトレーニングではトレーナーがマンツーマンで指導してくれるので安心です。
問題なのは、トレーニング時間ではない私生活の時間で猫背になってしまうことです。
どんなに良いトレーニングをしていても、帰ってからずっとスマホを見ていたら、効果はあっという間になくなってしまいます。
トレーナーがいないのに自力でメニューをこなすのは、機材や実力の面からかなり厳しいので、簡単なストレッチの延長でできるものを事前に聞いておきましょう。トレーニングで簡単な動きを習慣づけることができれば、1人の時間でもメニューがこなせるようになるはずです。
まとめ
今回はパーソナルトレーニングで姿勢や猫背を改善できるのか?について紹介しました。
結論は「矯正できる」ということになりますが、すぐに再発しては意味がないので、生活習慣の中にパーソナルトレーニングのノウハウを取り込み、長期的に習慣づける必要があります。
受け身の姿勢ではどうしてもパーソナルトレーニングの時間だけ運動する形になってしまいますので、猫背矯正で生活の質を向上させるためにも、トレーナーと協力して理想の姿勢を手に入れましょう。
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