パーソナルトレーニングでしばしば起きるのが、挫折です。
個人のリズムに合わせて、手取り足取り運動をサポートしてくれるパーソナルトレーニングですが、いろいろな要因から挫折してしまうケースがあります。
自分が挫折せず理想のボディを手に入れるためにも、どんな人が挫折しやすいのか紹介していきます。
この記事の目次
パーソナルトレーニングで挫折するのはこんな人
①まじめすぎる人
「せっかくお金払ってトレーニングに来たんだから、必ず毎日結果を出さなきゃ」
「1週間で●キロ減らすって決めたのに達成できなかった」
「風邪で何日か休んでしまった」
こんな理由で挫折してしまう人がいます。「私かも…」と思ったら要注意です。
あまりにも自分自身の理想が高いので、一度でも失敗したら急にモチベーションが下がり、そのまま挫折という結果に繋がってしまいます。
理想が高いことや、自分に厳しい性格であることは、決してダメではありません。むしろ真剣に取り組んでいる証拠でもありますから誇れる部分でしょう。
しかし、パーソナルトレーニングの目的は、計画的な運動を継続し、目標の体を手に入れるということです。崩れたリズムや設定した数値はいくらでも取り返すことができますし、そのためにトレーナーが付いているのですから、完璧主義になる必要はありません。
自分の中だけで背負わずに「習慣付いた運動の先に、健康で理想的な身体が待っている」ということを意識して、トレーニングに励んで下さい。
②トレーナと合わない人
パーソナルトレーニングというシステム上、トレーナーと過ごす時間が圧倒的に長くなります。トレーニングのイロハを一から教えてもらうわけですから当たり前のことなのですが、人間同士である以上、合う合わないが発生します。
例えば、「想像していたよりトレーナーの指示が厳しかった」「トレーナーとトレーニングに対する価値観が異なっていた」など、お互いのすり合わせが不十分だったり、相性の問題で解決しがたいものもあります。
もし「なんかこのトレーナーと合わないな…」と感じたら、思い切ってトレーナーを変えてみましょう!ジムによってはチェンジ可能な場所もありますので、事前に確認して入会するのがおススメです。
③私生活が忙しい人
パーソナルトレーニングは成果が出るまでに、最低でも1ヵ月以上かかります。
その間、ご自身の仕事が急に忙しくなったり、家庭の事情でなかなか思うように時間が取れないこともあるでしょう。優先順位を考えた場合、トレーニングが後回しになってしまうのは仕方ないことです。
ジム通いのために私生活を犠牲にしては本末転倒です。特に、不測の事態は予想できないので、勇気を出して退会した方が良いこともあります。
一方で、ある程度予測できることに関しては、しっかり計画性をもってトレーニングを始めましょう。
④「行かなきゃ」と考えてしまう人
挫折する人の大きな特徴として「行かなきゃ」という考え方が根底にあります。その思考を繰り返していると、本当に行けなかった日に「行かなきゃいけないのに、私は行かなかった」というネガティブな気持ちから抜け出せなくなり、トレーニングによる成功を遠ざけてしまいます。
従って、どうしても気分が乗らない時は、「今日はいかなくてもいい」という決断を自分自身に下すことも、長期的な成功にとても重要です。
プロのアスリートでもない限り、多くの人にとって、パーソナルトレーニングは生活のほんの一部という位置づけなはずですから、自分に嘘をついてまで無理する必要はありません。
挫折しないためにはどうすればいいのか
パーソナルトレーニングで挫折する具体例を4つあげました。
「自分は挫折したくない!」そう考えるあなたに、挫折しないためのアドバイスです。
まずは「自分の価値観」と「ジムの方針」が合致するか、事前に把握しましょう。実際にトレーニングが始まっておこるズレは、トレーナーのチェンジやトレーニングメニューの変更で対処できます。そしてどうしても行けない日は、勇気を出して行かない決断をしましょう。
これを守るだけでもミスマッチは格段に減らすことができます。
1人でも多くの方に、トレーニングを完遂して欲しいと思います!
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